探偵の主な業務内容とは
探偵という言葉は、テレビや漫画に小説等の架空の物語だとよく出てきます。
警察と一緒になって犯罪捜査をしたり、警察のライバルとして登場したりすることもあります。
しかし、現実の世界の会話で探偵という言葉が出てくることはまずありません。
ほとんどの人は大きな悩みを抱えることなく普通に生きています。そのため、探偵という職業が実際に何を業務としているのかよく知らないのです。
探偵を語るうえでまず一つだけ注意しておきたいことがあります。
それは、探偵には捜査権や逮捕権のような権利が与えられていないということです。
この点は警察と一線を画しており、あくまで調査の対象は個人に限定されているのです。利用者も就業者も、このことをよく理解しておく必要があります。
個人のどのような調査を行うのかというと、浮気調査や素行調査が一般的です。
自分のお付き合いしている相手、もしくは配偶者が、自分以外の異性とお付き合いしているのではないかと疑いを持った時、その調査のお手伝いをしてくれるのです。
また、自宅に取り付けられていると思われる盗聴器を調べたり、人探しといったこともしてくれます。
個人の行動ではどうしても限界がある、かといって警察に相談するほどのレベルではない…。そう感じた時に、頼りになるのが探偵という職業なのです。